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テーマである「モデル」とは、職業、型式、また模倣されたものなどを指す。この制作では自分とはゆかりのない画像を、インターネットや雑誌から選択した。イメージは流通しきっており、オリジナルは存在しない。そうして「モデル」となったものの実存、身体性はどこに宿るのか。例えば人間ならば、一度デジタルに慣れると身体性はめったなことでは戻らないし、同時に身体性が人間から剥離したことは一度も無いように思う。一度 画面上に放られたように存在するイメージを、実在のキャンバスに放り直すことが、自分にとって重要なことである。
阿部くらら
clara abe
キャンバスにアクリル、油彩
acrylic, oil on canvas
1992年生まれ 2015 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻 卒業 2018 東京造形大学院造形専攻 卒業 EXHIBITION 2013 ぞうけい展(DESIGH FESTA GALLERY) 2013 irori展(ギャラリー永谷 吉祥寺) 2015 ZOKEI展(東京造形大学CSplaza) 東京五美大連合卒業・修了制作展(国立新美術館) 2016 GAW展(掛川市日坂) 2017 blackmirrors(藍画廊) 2017 東京造形大学×名古屋造形大学交流展(ZOKEI GALLERY) 2018 ZOKEI展(東京造形大学CSplaza) 東京五美大連合卒業・修了制作展(国立新美術館) 他 グループ展多数